宇宙の漂流物、ネジ

夢と浮世を行ったり来たりしているライトワーカーです。

地獄の釜の蓋、もしくは毒親と怒りの着地点について。

こんばんわ。ネジです。

今日は地獄の釜について。

…ネジさん、地獄の釜ってなんです?
っていいたくなりますよね。


ええと、最近、自分の中にため込んでいた怒りが、
噴出してくることがあってですね、
その様子が地獄の釜の蓋が開いたようだったので、その話です。


そもそもの始まりは、4月5日の世界同時瞑想に向けて色々活動をしていた時でした。
もしかしたら攻撃とか、季節的なものとか、地球規模のあのウィルスに対する不安とか、
「きっかけ」はそういうものだったのかもしれません。


今までは自分の中の怒りって、上手にしまってあって、
ときどき「こんにちわ!」って出てきても、
「だめだめ。出てきちゃ。怖いし不愉快だから、元のところに戻ってて!」って
押し戻していました。


今回、地獄の釜の蓋が開いたことで、こんなに溜め込んでいたのか~ということもわかったし、この怒りを押し込めるために膨大なエネルギーを使っていることもわかりました。エネルギーの無駄遣い。
うんこしたいのを我慢してジェンガをしているようなものです。
どっちかにしたまえ。

 

まあそういうわけで、今回は開いた地獄の釜の蓋を、閉じないでじっくり付き合ってやろうじゃないか、とおもったわけです。
地獄の釜に飲み込まれてしまうのは怖かったけど、もう逃げたり隠したり、そういう対症療法ではなくて、ちゃんと腰を据えて見てやろう。と思ったわけです。

 

で、見てみた、というか、怒りを感じてみたんです。
感じたというか…もっとはっきり言うと、怒りをそのまま怒ってみた。

もう…そりゃあもう…不愉快ったらないです。
爆発すれば収まるのかと思いきや、次から次へと怒りって湧いてくるんですね。
ちゃんと怒ったことが無かったから知らなかったよ。

 


私の怒りって、例えばこんな事です。
※注:ここから先、私の実家の不愉快な事情の話が出てきます、今精神的にしんどい人は、この先読まない方が良いかもしれないです。元気な時に読んでください(*- -)(*_ _)ペコリ

 

私の実家の両親は、いわゆる毒親、というやつなのかもしれません。
でも、今まで毒親だと思っていなかったのです。
毒親についての本は色々読んでいたし、実はかなりの時間カウンセリングを受けたり、ヒーラーのもとへ通ったりしていました。
でも、心のどこかで、「もっとひどい話もあるのだし、うちは毒親というほどではない」と思っていました。
心理学上ではこういう、自分を攻撃する対象を守ろうとか、悪く思わないようにするという現象に、なんか名前があった気がする。忘れた。

 

それでですね。
地獄の釜の蓋を決定的に開ける事件は先日起こりました。
詳しくは端折りますが、実家から電話がかかってきて(私は今実家とは離れたところで暮らしており、1年近く帰っていません)

・相続についてこうしたい(思う通りにしたい)
・自分たちはもう長くない、もうすぐ死ぬ(思う通りにしたい、心配しろ)
・コロナにかかったかもしれない(心配しろ)

と云うような内容でした。
電話がかかってきた時間は仕事中の時間です。
私はいつものように、黙って話を聞いていたのですが、最後に
「今じゃなくてもいい話は、こういう時間にかけてこないで」
と伝えました。
相手は逆切れしていましたが、逆切れしたって事態は変わりません。


そういえば私は、こういう話を、もうずっと長いこと聞かされてきたのでした。
罪悪感や、恐怖を持つように脅迫するようなことを言ってくるのです。

これを、怒らないように、穏便に。家族なんだから。と、今までは我慢してきたんです。
ギャース。

 

まあ、どうしたかというと、電話を切り、家の外に飛び出し、思い切り地団駄を踏みました。
「死ぬ死ぬって!死なねーよ!」とか叫びながら。


私は2026年までに、イベントが起きて世界は今とは全く違う様相になっていると本気で信じています。
両親が言ってくる話は、はっきり言ってどうでもいい。今を大事に生きてくださいとしか言えない。
そして私はどうでもいい話に、エネルギーを使って腹を立てて、波動を下げて、まったく何をやっているんでしょう。

 

それでも、一度沸き上がった怒りは、しばらく沸騰していました。


怒りの着地点は思いがけないところにありました。
まず、ひとつ目は
何気なく見ていたyoutubeのおすすめ動画の中にメンタリストDaiGoさんの動画があり、その動画を見ていたら、毒親の定義の話をされていました。
そういえば、色々な毒親の本にも、「定義」ってあったかなぁ。見た覚えがないなあ。
まあ、それで。
DaiGoさんの話によると
「罪悪感や恥など、ネガティブな感情で相手を心理的にコントロールするような親」が毒親なんだそうです。
しつけが厳しい親とか、色々命令する親に育てられたとしても、このネガティブな感情によるコントロールがないなら、子どもは安定したメンタルを持って育つのだそう。

凄くいい動画だったので、もし気になる方はどうぞ。

www.youtube.com


それで、「ああ、私の親は毒親なんだな」と思いました。
「もう長くない」とか「老いてきて病気かもしれない」とか、ネガティブな言葉でコントロールされている気がする。

他にもいろいろ、思い当たる節はある。

 

動画でDaiGoさんは、いろいろ具体的な話もされていますけれど、この毒親に育てられたことによる神経症的傾向はちゃんとケアすれば変えられるよ、と言っていました。
これに救われました。
後から変えられるって言われてホッとしたのでした。

怒りの種類はいろいろありますが、毒親とか、家族関係の怒りというのも、なかなか抜け出せなくて苦しいものです。ずっと繰り返されてきたから、自分の反応もワンパターンになっているというか。


私はアダルトチルドレン(AC)です。
私の父は、私が子供のころ、お酒を飲むとキレたり暴れたりする人でした。
大人の男の人はみんなそうなんだろうと思っていました。

さらに、母は空気が読めないところがあったので、父がキレそうなのがわからなくて火に油を注いだり、キレた父にキレ返したりして、家の中がカオスになることもありました。
子どもの頃から、高校生になるまで私は仲裁役として、もしくは家族を和ませるように、自分の感情を押し殺して、誰かを笑わせるような役割を担っていました。これがもうザ・アダルトチルドレンです。
家族の相談役。
家族の中の道化。
子どもの頃に子どもでいられなかった人をACという、とどこかで読みました。

高校を卒業したら家を出ましたが、家を出た先が、認知症の祖母の家。それから10年近く祖父母の介護をしました。20歳そこそこの若者が家族の介護なんて、精神的にもたないと思うのですが、家族の中の誰かが介護などの大変な仕事を引き受けると、そのほかの家族は、それを見ないようにするようになるそうです。なんか本で読んだ。


それで、いろいろあって現在に至りますが(色々端折った)
何が腹が立つって、介護が終わったとたんに、
「次は私たちの面倒を見てね」って言いだしましたよ、うちの両親は。
バカか。

…失礼。口が悪すぎましたね。


それで、さっきの話に戻りますが、
「自分たちはもう長くない」っていう文脈の話をされると、地獄の釜の蓋が、ギギギ・・・って開くのです。

 

こういう、分析も、いままではできませんでした。
考えると怒っちゃうから。
ひたすら、心を穏やかに、蓋を閉めることにエネルギーをそそいでいました。


それから怒りの着地点を見つけたもう一つのきっかけ。。
「感じて!プレアデス」という漫画です。

rookie.shonenjump.com


前から話題になっていましたが、後で読もうと思ってそのままになっていました。それを一話目から読んでみました。読んでみてタイミングってあるんだなぁと思いました。


ただの面白い話、では終われない深いヒーリングが起こる漫画です。
今まで読んでいなかった私が言うのもなんですが、お読みになっていない方は、読んだ方がいいです。すごく面白いです。最初はとっつきにくいところもあるかもしれないけど、ちょっと様子を見ていると、この世界がわかってきます。
おすすめです。


この漫画で、(読んでいない方のためにネタバレは避けますが)、自分のガイドとか高次の存在の方を向いて、自分の成長のことに集中すればいいんだ、と、ふと思ったら、怒っている方向から別の方へ気が逸れました。エネルギーの無駄遣いはやめよう。


地獄の釜の蓋が開いてから、
しょっちゅう、小さなことでも、
すぐにイラッとするし、いつもなんだか怒っているような状態になっていたんだけど、
腹を立てる対象のことを一生懸命考えているんだなと。それを止めようと思いました。

その人と、自分の距離をもっと取ったらどうだろう。人のことは変えられない。でもその人のことを考えるのを止めることはできる。自分に集中しよう。
関係ない。知らない。どうでもいいことはどうでもいい。
こう思うようになりました。

 

それから。
カルマとか学びとか、スピリチュアル業界ではよく使う言葉です。ある時までは私にとっても必要な信念体系だったのですが、今は違う考えを持っています。 
カルマとか学びとかいって、
「家族は学ぶために転生したから仕方ない」
「今世でやり残したらまた来世で、同じ学びをすることになる」
我慢するか、戦うか。
Dead or die.(両方死んでるよ…)


それがもし、悪いやつら(アルコンとかカバール)とかの作戦だとしたら?
人間たちが争う、家庭内不和で、ストレスを抱えた人間が育つ、イライラする、暴力的になる。自分の子供にも同じように接する。連綿と続く負のスパイラル。
「しめしめ…」奴らの思う壺です。悪いやつらはネガティブな感情をエネルギー源にしているからです。
家族だから、今生の学びだから、カルマだから。
そうやって、自分を問題から離れないように縛り付けることはないんだなと思いました。

たとえ親であっても、自分の気持ちを正直に話して、もし聞く耳を持ってくれないとしたら、
ひたすら離れるしかないと思います。
私は離れることに決めました。

 

また、離れることを理解してもらえなくて、喧嘩になることもあるかもしれないけれど、
The Potalのなかで言われていたことを思い出しました。

prepareforchange-japan.blogspot.com


多くのライトワーカーが、家族の支持を得られないことや、家族のことを心配していることについて、
コブラさんは「誰もが自分の成長に責任があります。そしてあなたは、自分の家族のスピリチュアルな成長に責任はありません。」と答えています。

イベントまでの間、私は自分の成長に集中していればいいのだなと思いました。
家族の中の問題とか、家族の理解とか、思い悩むのはやめようと思います。

今も地獄の釜の蓋は開いたままです。
でも開いていても大丈夫。
怒りたいときは怒っていい。そして、もう同じところをグルグルするのはやめて、自分の内面の変化の方に集中していきたいと思います。